キャパシター本体のS/Nについて

はじめに

音楽を鑑賞・堪能するオーディオシステムで重要な
「聴感上のS/比」と「ダイナミックレンジ」

その理由

静寂な空間から再現される繊細な表情・表現力。
音楽のエッセンス--緊張感と生命感。広いダイナミックレンジから再現される
雄大なスケールと空気感など、音楽を再生するオーディオとしては大変重要なテーマです。

「聴感上のS/比」や「ダイナミックレンジの無い音」の場合
●一本調子 ●音楽的に飽きるのが早い ●ソフトを選ぶ

オーディオシステムに混在する 2種類のS/N (正確にはS/N比
その1--直接耳に聞こえるノイズ
実在するノイズ。成分例としては、残留ノイズ、オルタネータ-ノイズ(サ〜、シィ〜、ジィー、ヒユーン)等。
測定が可能で「S/N比」として数値化できる。
その2--聴感上のノイズ感
直接耳でノイズとしては聞こえないが、なんとなく「ざわつく、霧がかかったような、騒がし」。
いわゆる静寂感が感じられない音場空間。数値化は出来ない。
人の感覚------「音に対する 無音の静寂」
人間はその「音の無い音」を、「音」対「無音」の比較として感じ取れるところが有ります。
直接聴こえない音でもその状態を「ざわめき」とか「ノイズぽい」など、音として無意識に聴き、感じるものと思われます。

S/N比とは・・・・実際の音「ignal」と、入力が無い時にかすかに聞こえる「oise」成分の比を表す。通常dB表示する。
聴感上のS/N 図式解説

カーオーディオに於ける電源事情
どのようなオーディオ機器でも「電源」は回路が作動するエネルギーの源。
    理想の電源は    リップルの無い安定した電圧
                 瞬時の電流供給が可能なこと
    更に重要なことは  ●「ノイズ成分のない」クリーンな直流です。

実際カーオーディオの場合、様々な部品・機器から発生する複雑なノイズ成分に侵されています。
問題はその成分が人間の可聴帯域をはるかに超えた高周波の為直接、音として聴こえない所にあります。
しかし、人間はこの電源回路から混入する高周波成分を「感覚的にノイズと感じる」という事です
電源回路の「S/N比悪化」イメージ図

キャパシターによる「S/N改善」の疑問?
電源回路にキャパシターを並列に挿入する事により、オーディオ機器にはクリーンナ電源が供給出来る・・・・・
と一般的に言われています。

キャパシターによる「S/N改善」イメージ図

しかし、重要なことがあります・・・
それは、キャパシターならば何でも良い・・・という訳では有りません。 可聴帯域を超えた高周波成分を吸収(バイパス)する訳ですから、 「超低インピイダンス高域特性」を有し、反応の早い物でないと対応できません。(車の場合ノイズにもパワーがあります) 実はこの「高域インピイダンスを下げる」ことのみでも大変な難題で、簡単に出来るものではありません。

更に大変重要な事

電源キャパシターはノイズを吸収し、更に自らもノイズを発生しない事

キャパシターが外部からのノイズを完璧に吸収出来ても、自らがノイズを発生すると全く意味がありません。 
意外と見落とされているのが、この「本体からの附帯音(ノイズ)が発生するキャパシター」の存在です。

S/Nの悪いキャパシターのイメージ図

「聴感上のS/Nが高く、広いダイナミックレンジ」の音を再生には・・・・・・

S/Nの良いキャパシターを選択する事が重要です


その為には・・・ 原理的にノイズの発生源とならない電極構造や、聴感上のS/N感やダイナミックレンジなどを意識したコンセプトで設計を行わないと、 「真のS/Nの良いキャパシターは生まれない」と断言できます。

BA labo ブランドのキャパシターの特徴と使いこなし


BA labo ブランドの特徴


高耐圧アルミ電解キャパシター(コンデンサー)
●超高S/N比、広いダイナミックレンジ
●超高瞬発、低インピーダンス特性

●強度の取れる、厚い電極箔を使用しています。
●電子の到達時間が早い、特殊な電極箔をに使用しています。
●電極箔の引き出し線を増やしています。
●引き出し線とターミナルを一体化しています。

昨今のキャパシター事情

●昨今話題の、小型大容量キャパシターは、一般的な電解キャパシターとは原理と動作が大きく異なります。
よって用途に応じた使い分けが必要でしょう。

●この小型大容量キャパシターの正式名称は「電気二重層キャパシター」、「EDLC」
と呼ばれ、その特徴は製造メーカーなどのHPに詳しく紹介されています。興味のある方はご覧下さい。
(電気二重層キャパシターで検索出来ます)

BE-101/BE-202と電気二重層キャパシターの比較

 BE-101/BE-202電気二重層キャパシター
内部抵抗(インピーダンス)低 い電解CAP.に比較して高い
単位あたりの容量小さい(1/1000)大きい(1)
本体のS/N構造上良い原理的にイマイチ
充放電応答早 い遅 い

「BE-101/BE-202 」と「電気二重層キャパシター」の並列接続
結論からすると・・・お勧めできません。
理由・・・・BE-101/BE-202の特徴の1つとして、「本体の高いS/Nで広いダイナミックレンジを生み出す」事に有ります。
それは「電源ノイズを吸収し、自らもノイズを発生しない」から可能な事です。
そこで、電気二重層キャパシタータイプを並列に接続すると、総合的なS/N比が悪化しその効果が半減します。

キャパシターの並列接続

「電源ノイズを吸収し、自らもノイズを発生しない」
BA labo のキャパシターと電気二重層キャパシターor サブバッテリーとの併用について
互いの干渉(メリット)を打ち消さ無い様、少し距離を取る配線をお勧めします。
電気二重層キャパシターorサブバッテリーとBE-101の併用

「BE-101/BE-202 」と「電気二重層キャパシター」の並列接続


BE-101カタログダウンロード


BE-202カタログダウンロード


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